Day 32, July 17 Fri 襟裳岬(Cape Erimo)
5時半起床。曇り。昨日より寒くない。
襟裳岬へはいくつものトンネルが続く。道路
テントを畳んでいると1人のライダーが話しかけてきた。
朝7時。さあ、襟裳岬へ出発です。
出発早々今日も昆布のいい香り。
あったかい味噌汁飲みてー(>ω<)
フロントライトとテールライトを付けて準備OK。
天気が良くなってきたぞ!
靄がかっかった海岸線。
橋の右側に旧道らしきトンネルが見える。
近寄ってみると道路が崩壊している。
この旧道はもう使われていない。
景色を堪能し再度出発。
しかし走っている途中、フロントライトがない事に気が付いた。
や、やばい(>ω< )。この先はトンネルだらけ。さっきまであったのにいつ落ちたんだ。。。
しかたなく戻って探すと、
あったー(゚∀゚)。旧道で写真を撮っている時に落ちたらしい。
装着して再出発。
襟裳岬はもうすぐそこ。
でもどうしてあんな段差もない所で落ちたんだろう???
あと11KM。意外に近い。
風がない最高の天気。
風車も動かず。
そして灯台に到着。
灯台の先には絶景が!!
す、凄い。
以前来た時は曇っていて間にも見えず、森進一の襟裳岬を聞かされただけだった。
今回は最高です。
そしてランチ。季節外れでもウニは美味かった。
昼食後、防風林の松林の中を走っていると、自分の前に自転車が走っているのを発見。
昨日見かけた70近い爺さんだった。
駅やバス停で寝ているらしく、追い風なのにメチャクチャゆっくりと走っている。スマホも持たず、自分がどの辺りにいるのか分からずに走っているのは凄い。
爺さんにこの先のトンネルは気を付けるよう伝え追い越した。
そしてここがその1番目のトンネルの前。
江戸時代から何度も道路が建設され、莫大な費用がかかったために黄金道路と呼ばれている。
目の前はどこかの映画会社に使えわれているような荒々しい海。
9つのトンネルがあり、1番長いので4941メートル。
でもこれがメチャクチャ寒かった( ;∀;)
手はかじかみ、吐く息は白い。排気ファンの「ゴーーー、ゴゴゴゴゴーーーーー」という爆音の中をゆっくりと走り、1番長いトンネルは30分もかかった。
途中で何度も冷たくなった手を擦って小休憩。
滝を過ぎた後、今日は広尾の公園に野宿です。
本日の走行距離92KM(追い風参考)