Day 58, Aug 12 Wed 角館(Kakunodate) ー 田沢湖 (Lake Tazawa)

3時40分目が覚める。辺りはまだ真っ暗。日が昇るのがだんだん遅くなってきた。

湿気で少し寝不足気味。

4時25分秋田駅に向かって出発。

フェリー乗り場近くで雨が降り出す。

秋田市は予想外に大きな街だった。道路は綺麗で、街路樹も一定の間隔で植えられ良く整備されている。

6時前、秋田駅へ到着。写真も撮らずに改札口へ急ぎ、田沢湖方面へ向かう。

8時前には角館駅へ。

到着するまでここが観光地だとは知らなかった。

小さい町だが歴史的な名所があるらしい。

田沢湖で韓国ドラマの撮影もあったらしい。

全然知らなかった(*￣(ｴ)￣*)

ゆっくり町を走っていると、

清流を見つける。

もちろん、

洗濯です。

この町には、

風情のある武家屋敷がある。

室内には当時使われていた調度品が並ぶ。

明治維新後、武家から地主、そして商人へ。明治維新後の廃藩置県で波乱万丈の人生を送ってきた歴史が伺える。

この屋敷の近くにある安藤醸道の麹くらぶ。

麹を扱った食品が旨い！

グレープ味の醤油。

味噌麹。

癖のない上品な味で本当に美味かった！！

という訳で、また送りました母上様。腕を振るって孫に食わせてやってください。

麹くらぶ。お勧めです。

店を出ると、その数件先にレンガ造りの安藤醸造本店があった。火災消失後、火に強いレンガ造りにする。

店の前には井戸から流れ出る豊富な水。この水で醤油や味噌を作っている。

一般客に現在でも使用中の建屋内を公開。風格のある造りに伝統を感じる。

魂が宿っているかのような日本人形。

店を出て武家屋敷を見ていると突然土砂降りの雨。

軒先で雨が待つのを待つ。

そしてまた別の武家屋敷を見に行く。

金沢の武家屋敷より何倍もいい！ あそこは足軽の屋敷なので重厚さにかける。

朱色の鎧は一際目を引く。

この当主は歌舞伎が好きだったらしい。

なぜか人体解剖の写真。死刑や病死した罪人の貴重な写真である。

もっと散策したいが自転車なのでゆっくり出来ないのが悲しいところ。残念だが諦めて先を急ぐ。

さっきの土砂降りが嘘のように晴れ渡る。

角館は桜の咲く春がお勧めです。

気分よく走っていたら雲行きが怪しくなって来た。

田沢湖のキャンプ場を目の前にして土砂降りの雨。

1時間以上待ち、急激な坂を登ると、

目の前には田沢湖が待っていた。

湖を見ながらの夕食。

今日は意外な一日だった。

本日の走行距離50KM