Day 35, July 20 Mon
6時45分起床。
昨日、十勝ロイヤルホテルには夕食がなかった。 売店もなし。アイスクリームのみ販売。
風呂に入ったあと、仕方なく持っていたパンを2個食べる。
出発前、バッグの底にあった道後温泉で買った「ぬれおかき」で空腹を癒やす。
7時45分出発。
キャンプ場の2KMくらい先にあるセイコーマートには寄らず、別のルートのサイクリングロードへ行く。
が、これが間違いの始まりだった。この先店が全くない。
もしかしたら以前もこの廃校になった学校で写真を撮ったかも。
10時過ぎ、ようやく小さい商店発見。
でもパンすら売ってない(>ω< )。
仕方なくミルクコーヒーで腹をごまかす。
店のおばちゃんに、この先どの位で店があるか聞いたら、
「20KM位先だよ」
泣くに泣けず。10時半現在取り敢えず休憩中。
するとそこへ1台のライダーがやって来る。
BMWのカッコいいバイク。
ライダーは上半身裸になって日光浴。
休み中に悪いなと思いながらも話しかける。
昨夜、夕食を食べそびれてパン2個だけだった話や、この先のキャンプ場の話しをしたり、情報交換して俺が先に走り始める。
走り始めると直ぐに幻想的な濃い霧が発生。
それにしても腹減った( ;∀;)
後からさっきのライダーが左手の親指を上に上げながら追越し、頑張れよのサイン。 俺も右腕を上げて合図する。
なんとか30分程で峠を超え、分岐点に差し掛かる。
取り敢えず厚内まで行けばお店があるらしい。
分岐点を曲がり、しばらく走っているとさっきのライダーに似た人が追い越して止まった。
「あれ? さっき追い越したはずじゃ?」
いや、やっぱりさっきの人だ。左手に持っているコンビニの袋を高々と上げて待っている。
な、なんと弁当とお茶の差し入れだΣ(゚∀゚ノ)!
コレには超ーーーービックリ。
さっきの分岐点を左に曲がって、わざわざコンビニに買いに行ってくれたらしい。
何度もお礼を言っている中、ライダーはまた親指を上に立てながら「ガンバレよ」と走り去っていった。
でもこの弁当、本当に助かった。ぬれおかきがあと2粒しかなかった(>ω<)。でもこのおかき、タイのもち米で腹持ちが良くて助かった。
そして午後3時、パシクルキャンプ場へ到着。(錆びれた湖畔側)
ここはさっきライダーが教えてくれた、グーグルマップには載っていないキャンプ場。管理者もいない。
海側には乾燥させたタコ🐙🐙🐙を売っているドライブイン。
試食させてもらったら、これが美味。甘味があって、スルメイカのような苦味がない(1つ2000円)。
16時半に店を閉めるので、すぐにカレーの大もりを食べる(危なく今日も夕飯抜きのところだった)。
濃い霧がかかる携帯電話の電波も届かない海側でキャンプです。
本日の走行距離65KM
最高速度43KM