Day 63, Aug 17 Mon 陸前高田(Rikuzentakata) ー 気仙沼(Kesennuma) ー 一関(Ichinoseki)
久々のホテル宿泊。
あれだけ恋しかったフカフカの布団はなぜか寝心地が悪く5時には目が覚める。
目的地に入ると、未だ被害を受けた建物が見えて来た。
津波の被害を受けたアパート。最上階の窓ガラスのみ割れていない。この周りにはこのビル以外何もない。
津波水位15.1メートル。
この高さありえない!!Σ(゚Д゚)
手付かずで残っている廃墟の道の駅。
ここで神戸から自転車でやって来た中学校の教師と遭遇し、一緒に奇跡の一本松へ行く事に。
350年前から植林されていた7万本の松の木は津波で壊滅。この1本だけ残ったが海水で根が腐り枯死。
海抜の高さを嵩上げするため、山に直結しているベルトコンベア。
土が運ばれていたが、終わるのはいつになるのか。。。
道路さえ走りづらい。
11時前、お魚いちばで早目のランチ。
刺し身定食。カツオが大きてく分厚い!
気仙沼は小高い山に囲まれ、古い建屋が立ち並ぶ昭和臭い小さな町。
廃業してしまった醤油屋のビル。
12時22分、一関市行きの列車に乗る。
あまりにもトンネルが危険なので、これ以上三陸は走りたくなくなってしまった。
1時間程で無人の陸中門崎駅へ到着
中学校の先生は一関駅で乗り換え、普通列車で東京まで。その後、神戸行きの深夜バスに乗り、そのまま学校へ自転車出勤。
教頭先生にシャワー室を開けてもらい、置いておいたスーツに着替えて完了の予定。夏休みの宿題を集めるだけなので、今日は楽らしい。
「体力あるーー。さすが26才」
自分はと言うと、今日は雨だし走る気にならない。今夜は強い雨が来るらしい。
そんな訳で駅近くの道の駅で寝ることにした。
今夜は畳付きです。
本日の走行距離53KM